ボーカルアドバイザー LESSON.08 声量を上げる|音樂線上App不用買

プロの歌手にとって大事 な要素、「声量」です。

声量と言っても、ただ声が大きければいいというわけではなく、抑揚をつけて歌の強弱をコントロールできることが心地よく聞かせる為のポイントになってくるわけですが、これらは全て声量がな いとできないことなんですよね。

つまり、よく通った安定 感のある歌声は、声量によって支えられているのです。

例えば、音程が外れていなくても声量に乏しい歌声は上手く聴こえませんし、逆に多少音域が外れていても、声量のある歌は迫力を持っています。カラオケボックスに行って、ふと聞きたくなる歌 声の方は、声量がある人ではないでしょうか？

そんな声量、よくお腹から声を出せば大きな声 が出ると聞きますよね？

確かにその通りです。歌う時は出来るだけ深く大きなタンクとなっているお腹から声を出したい。

Lesson3でもやりましたが、複式呼吸で 声を出す事が大切です。

しかし、大きく息を吸ってはくだけでは、ただ息が漏れているだけのような感じで、声量がアップしたという感じではないなぁ〜と思った方はいないでしょうか？

そうです、腹式呼吸だけでなく声が通る通り道の声帯も、ここでまた大切になってくるわけです。

お腹と横隔膜で押し上げたものを、声帯の筋肉 の形をキープしその音程を強くだす。

つまり、声帯も筋肉なので、勢いに耐えられる為の筋肉作りをする事が、とても大切になってきます。

今回のレッスンは、どの家庭にも絶対にある「ティッシュペーパー」を使って、

声を出す訓練をしていくというものです。

この小道具なしで声を出すこともいいのですが、口を開いた声は最初散漫してしまうでしょう。

そして、どこでも大声を出せるという環境ではありません。

そんなあなたの為に、ティッシュペーパーを使った訓練法は、

・一点に集中したまっすぐな声を出しやすくなる

・直接声帯が刺激される

・酸素が少ない状態で行うことで、お腹に空気を取り込みやすくなる

・そんなに声が外にもれすぎないので、場所をかまわず訓練できる

このような利点があると思われます。

沢山の方に試していただいた訓練法ですが、一瞬で変化した方が多いものです。

腹筋と肺活量と声帯を鍛えて、あなたも更なる声量アップを目指してみてください。

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